成功するための呼吸法!システマブリージングの7つのポイントまとめ

「最強の呼吸法システマ・ブリージング」を読んでみました。
呼吸は僕たちが生きていくためにかならず行う生命維持活動ですよ。
この本は日常生活の質を知らず知らずのうちに底上げしてくれる。
せっかくなので要点を忘れないうちにまとめておくとともに、内容をご紹介しておきたいと思います。

成功するための呼吸法!システマブリージングの7つのポイントまとめ

「最強の呼吸法システマ・ブリージング」はリラクゼーションの手法とロシアの軍隊・武術に精通した北川貴英さんによる著書。
一見そのタイトルから呼吸のテクニックに特化した本かと思いきや、呼吸を通した人生の処世術といったほうが良い内容でした。

タイトルにもなっている「システマ」とは、極限の状況である戦場で開発された技術(肉体と精神のコントロール)。
私たちの能力をフルに発揮することを阻害する「恐怖」や「不安」という感情にどう立ち向かえば良いのか。
呼吸がどう役に立つのか。
またネガティブな感情克服の技術をビジネスや日常生活に応用する方法などがまとめられています。

1.アドレナリンは長期的にはマイナスとなる

確かにアドレナリンの力で一時的に強くなることはできる。でも呼吸がもたらしてくれる力に比べたら、たいしたことはない。むしろ長期的には自分を損ねてしまうだろう。

私たちはアドレナリンを放出してアグレッシブに突き進むことが正しいことのように教えられます。
著書ではこのアドレナリンを恐怖に対する反応と考えていて、マイナス要素が多いと指摘。
たしかに常にアドレナリンが出た「興奮状態」だと体が持たないし、なにより正常な思考ができないはず。

2.恐怖心に対する3つのネガティブ反応

恐怖心に対する反応は「萎縮」「攻撃」「無感覚」の三つに分類できます。

僕たちが恐怖心を感じると好ましくない3つの反応のいずれかで対応する。
特に「無感覚」は何事にも動じないようで、一見好ましいように思えますが、感覚を押し殺すことによる弊害が大きいことがポイント。
いつか大爆発を起こしたり歪んだ感覚を生み出してしまう。

3.最高のコンディションを保つには

最高のコンディションを保つには、どんな感情にも身を任せず、自らをニュートラルな状態に保つことが必要です。

マイナスな感情はもちろん、喜びを始めとするポジティブな感情さえも、ときに僕たちの視野を狭め思慮を浅くし短絡的な結論に導こうとする。
着実に前進を続けるのなら、成功したときこそ注意が必要であるということです。

古くからある「勝って兜の緒を締めよ」という格言にも似たものを感じますし、スティーブジョブズが行っていたという「マインドフルネス」にも似た考え方であります。
さらにはベストセラーにもなった「反応しない練習」にあるブッダの教えにも通ずるところがありますね。

4.行動を起こすコツ

何か行動を起こす時は、現実の問題にまっすぐ向かい合い、すぐに対処するのが先決です。

私たちが行動できなくなる原因、それは脳が“勝手に”思考してしまうから。
脳が勝手に思考するとネガティブな予想が膨らみ、恐怖心が生まれる。

そうすると脳は行動すべきでない理由を作り上げてしまう。これは行動になかなか移せない私にとっては、ちょっと耳が痛い内容でしたが、こういった脳のクセを把握しておけば、必要な場面で行動を起こせるようになるはず。

メッセージとしては名著「小さいことにくよくよするな!」と似ています。

5.システマ・ブリージングの基礎

1.鼻から息を吸います。

2.口を軽くすぼめて口から息を吐きます。

システマブリージングの基礎はこれだけ。
めちゃくちゃシンプルですね。
呼吸の深さは自分が快適に感じる深さ。
胸式や腹式にもこだわならい。

でもここまでシンプルにする理由はちゃんとあるのです。
それは、一人で困難な状況に立ち向かうとき、複雑なことは行えないからです。
緊張や怒りなどのネガティブな感情が自分を支配しているときに、行えなければ「絵にかいた餅」になるわけです。

6.余力を残す重要性

残す余力の目安は残り三割です。どんなに大変な仕事であっても消耗するのは七割程度にとどめ、それ以上は温存しておくのです。

普段私たちは力の限りを尽くすことが正義のように教えられると思います。
しかし成果を出すには「7割まで」の感覚が必要だと。

それは旅先で乗っていたクルマのガス欠が近くなると、観光どころではなくなる感覚と同じ。心の余裕を保つことで高い能力を発揮でき、またいざというときに備えることができる。

7.呼吸こそあらゆるトラブルへのファーストエイド

まず確実に呼吸をする。それがあらゆるトラブルやストレスへのファーストエイドです。

とにかく呼吸をする。
極度の緊張をしているとき、頭が真っ白になったとき、怒りに我を忘れるとき、呼吸はとまっています。
呼吸さえしっかり行えば、脳や神経、筋肉に酸素が供給され、思考・肉体の硬直を防ぐことができる。
結果的に自然と正しい行動や判断をくだすことができるわけです。

まとめ

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スポーツ、宗教、リラクゼーションなど、あらゆる分野において呼吸の重要性は説かれているのに、なにかと後回しにされがちです。

灯台下暗し。

複雑なITスキル、ロジカルシンキングやプレゼンテーションなどのビジネススキルも重要ですが、すぐに意識できる呼吸に注目してみれば、意外と簡単に世界は開けてくるのかもしれません。

また、複数の自己啓発本を読んで思うのがいつの時代も悩みは変わらず、その対処方法も変わらないということです。
自分に一番しっくりくる心の整理方法を見つけたら、もう新しい自己啓発本を探す必要はないですね。

さとすきー

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