すぐにでも投資を始めたくなる3つの理由

投資

みなさん、投資してますか?

 

投資。ここでいう投資ですが、俗に自己投資などと謳われる自己啓発学習系の活動ではなく、株式、債券、投資信託、不動産などへのお金の投資です。

 

ということで、今回はすぐにでも投資を始めたくなるお話をしてみたいと思います。

 

すぐにでも投資を始めたくなる3つの理由

まず1つ目。「あなたもプロの投資家も大差ない」

投資というとすごく難しくて、プロの投資家でないとやっていけない世界を想像するかもしれません。そして、プロの投資家と言うと、複数のモニターに目を光らせながら、様々なデータを参照し、日々投資先を考えて売買を行っていると予想されるでしょう。それはアクティブ運用と呼ばれ、そういった投資スタイルがあることは事実です。

 

一方で、日経平均株価やダウ平均株価などのインデックスに連動した投資先に投資する方法は、インデックス運用と呼ばれます。

 

インデックスの数はそんなに多くありませんので、アクティブ運用に比べインデックス運用にはあまり知識が必要ありません。

 

当然ながら複雑な知識を要するアクティブ運用のほうが、インデックス運用に比べリターンが大きいだろうと考えがちなのですが、実はそうでもありません。

 

過去20年間の米国での運用実績を見てみると、8割以上のアクティブファンド(アクティブ運用を行う投資信託など)がインデックスファンドを下回っているのです。

 

すなわち、投資に関する多くの知識を持っていなくとも、インデックス運用を軸とした投資を行うことによって、投資家の平均を上回るリターンを得る可能性が高いということです。

 

ちなみにアクティブ運用の不完全さを説明しているのは、ランダムウォークセオリーと呼ばれる1970年代に世に知られるよになった理論で、株価の動きは予想できないという仮定に基づいています。

 

続いて2つ目。「株式市場は基本的に右肩上がり」

株式市場は基本的に右肩上がりです。そんなはずはないと思われる方も多いと思いますが、事実です。

このグラフは米国のS&P500と呼ばれるインデックスの1900年からの推移です。大恐慌や二度の世界大戦、バブル崩壊を経ても、右肩上がりなのが分かります。当然通貨の価値は下がっていますので1900年当時と単純比較はできません。

 

しかし、株式市場が右肩上がりなのは、株式市場で資金を集めている多くの会社が、成長したいという意思を持っているからだと言われています。どんな会社であっても、どんな経営者であっても、基本的には会社をより大きくしたい、もしくはより利益を出したい、と考え実行に移した結果が、株価に反映されているということです。

 

これが意味することは、長期保有を前提とした投資を行う限りは、最終的に利益が出る可能性が非常に高いと言うことです。ここでいう長期とは、最低で5年、場合によっては10年や20年であり、それは市場の谷間を回避するに十分な期間を意味しています。

 

最後に3つ目。「驚きの複利効果」

複利という言葉を聞いたことがあるでしょうか。複利とは、お金がお金を生む原動力と考えられます。

 

仮にあなたは、1年目に元本10,000円を10%のリターンで投資したとします。その10%のリターンは今後ずっと続くものとし、途中で得たリターンは全て同じ投資に回すこととします。

 

2年目、投資した10,000円には金利分の1,000円が足されて11,000円になります。ここまでは普通ですね。

 

3年目、元本に対する金利分の1,000円がさらに足されるだけでなく、2年目に発生した金利分の1,000円にも10%のリターンで100円が発生し、合計12,100円となります。

 

11年目、投資した10,000円は25,937円になっています。5,937円が複利の効果です。

 

31年目、投資した10,000円は174,494円になっています。134,494円が複利の効果です。

 

元本をはるかに超える複利の効果を理解できると思います。

 

ここで10%のリターンは非常に大きいですし、これが永続的に発生するというのは考えにくいかもしれません。ただそれでもなお複利の効果は偉大です。

 

元本が大きければ大きいほど、期間が長ければ長いほど、複利は大きなリターンを生み出します。

 

以上、すぐにでも投資を始めたくなる3つの理由でした。

 

 

さとすきー

 

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