D-フェニルアラニンの予想を裏切るすばらしさについて語りたい

今日はD-フェニルアラニンについて。

フェニルアラニンと聞いてピンときたあなたはかなりのサプリメント通でしょう。
そうですそうです、フェニルアラニンとはL-チロシンの前駆体であり、体内でドーパミンやノルアドレナリンへと変化していくことでやる気をアップさせる効果があるとスマドラ界ではセタム系と双璧をなすアミノ酸です。

でも今日ここでお話したいのは、この一般的なL-フェニルアラニンではなく、D-フェニルアラニンなのです。
フェニルアラニンをWikipediaで調べますと以下のように書いてあります。

他のアミノ酸と同じく、D体とL体の2つのエナンチオマーを持つ。L-フェニルアラニン (LPA) は天然に存在する化合物であり、DNAによってコードされ、タンパク質を構成する。D-フェニルアラニン (DPA) は化学合成によって人工的に作り出される化合物である。

出典:Wikipedia

そしてそして、天然には存在しないこのD-フェニルアラニンですが、こいつをサプリメントとして摂取してみた感想をお伝えしてみたいと思うのであります。
よろしくお付き合いください。

D-フェニルアラニン

D-フェニルアラニンの予想を裏切るすばらしさについて語りたい

1.D-フェニルアラニンの率直な感想

一言で言うとですね・・・、「幸福感」。
これに尽きるわけです。

L-フェニルアラニンはドーパミンやノルアドレナリンの前駆体ですから、物事に没頭する集中力をえられたり、ふだんできないような行動をとる勇気が出たりします。
(これはこれで有益ですのでまだ体感したことのない方はL-フェニルアラニンの代謝物であり同様の効果をもつこちらをお試しあれ)

いっぽうのD-フェニルアラニンはどうかというと、まったり方向です。
まったり方向といっても、トリプトファンや5-htpを前駆体とするセロトニンとはまた違った感覚です。
個人的な体感で言えば、セロトニンはリラックス感が前面に出てぼーっとするイメージですが、D-フェニルアラニンは「自分はいま幸せだな~」的な感覚がえられ自分を肯定的に受け入れることができます。
セロトニンとはちがって日中の活動もさまたげない。

こんなことを言うとちょっと危ないクスリであるかのような誤った印象を与えかねませんので、D-フェニルアラニンの作用機序を次に説明しておきます。

2.D-フェニルアラニンはどのように作用するか

D-フェニルアラニンはエンドルフィンの一つに分類されるエンケファリンの分解を抑制するため、体内のエンケファリンが増え、結果的に多幸感を感じると考えられています[1]
セロトニンの再取り込みを阻害してセロトニンを増やす抗うつ薬「SSRI」に作用が似ています。

ちなみにこのD-フェニルアラニン、痛み止めのために医療現場で使用されるケースもあるみたいですがあまり効果はないようです[2]

3.まとめ

エンドルフィンをもたらすものとしてD-フェニルアラニンはかなり有用だと思います。
世界的な認知度から考えると、これほど過小評価されており、かつ手軽に手に入れられるものはないでしょう。

ほかにもエンドルフィンを出す方法はあり、それはたとえばタバコやアルコールです。
しかしタバコには健康的なデメリットがおおく社会的に抹殺されつつありますし、アルコールに関しても深刻な依存性があり、今後タバコと同じ道を歩むことはまちがいないといえるでしょう。

そうなると残されるのは有酸素運動くらいでしょうか。
有酸素運動によるいわゆるランナーズハイはエンドルフィンがもたらしているわけです。
健康的なメリットもさることながら、ランニングがここまで日本でポピュラーになったのは、タバコやアルコールといった(本質的には危険な)薬物で気軽にいい気分になれないことが時代背景としてあるのではないでしょうか。

magic

ちょっと話がそれましたが、じゃあD-フェニルアラニンはどうでしょうか?
時折訪れるなんとも寂しい気分のとき、なにごともうまくいかず鬱々とした日々を過ごしているとき、懐からさっとD-フェニルアラニンを1カプセルとりだし口に放り込む。

そしてあなたは少しだけ元気に一歩を踏み出す。
運動、栄養、そして休息が人生の根幹にあることはまちがいありませんが、人はときとして脱線します。
脱線してどうやって線路に戻ろうかと途方に暮れているときに、ごくごく小さな、しかし確実な助けになってくれる。

それがD-フェニルアラニンです。
お後がよろしいようで。

ちなみにD-フェニルアラニンを単品で入手できるのはおそらくこの商品だけです。

D-phenylalanine

追記(2017年10月28日)

以下のお問い合わせを頂いたので、少し追記したいと思います。

  • D-フェニルアラニンのほかに幸福感を得ることに有効な介入をご存知ですか?

幸福感を得るための方法と受け止めました。
となると健全な方法であるかは別としまして、有酸素運動をする、性行為をする、アルコール摂取などがあると思います。

セロトニンの前駆体であるL-トリプトファン5-HTPも試す価値はあるかもしれません。
作用機序的には5-HTPの方が一段階セロトニンに近いですが、僕が効果を感じやすいのはL-トリプトファンのほうです。
ちなみにL-トリプトファンがセロトニンに変換されるためにはビタミンB6が必要です。

  • Dフェニルアラニンに耐性や副作用を感じたことはありますか?

今のところ僕は感じていません。
D-フェニルアラニンは平均すると2日に一度くらいの摂取ペースであり、L-トリプトファンやL-チロシン、L-テアニンなども気分に合わせて併用しています。
個人的に思うのは、D-フェニルアラニンは複雑な思考が必要な作業には向いておらず、気の進まない単純作業を淡々とこなす際に有効なようです。
苦痛を感じにくいからでしょうね。

  • Dフェニルアラニンは一日にどのくらい摂取してますか?

だいたい1日一回500mgですね。
多いときは1日に2回。
体感的には作用時間はあまり長くないようで2時間程度でしょうか。
L-テアニンもそうですが、作業への没入感があります。

さとすきー

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