美白に疲労回復にと、巷ではリプライセルが大評判ですね?
リプライセルに関するツイート
「そんなに人気ならサプリマニアの僕もためさないわけにはいくまい!」
ということでためしてみましたリプライセル。
30回分(一箱)を使い切ったのでその過程と結果をお伝えしてみたいと思います。
リプライセル(ビタミンC)を30日使ってみて気付いたこととは?【本音レビュー】
1.リプライセルとは
リプライセルがなんなのかを説明しているサイトは無数にあるので、あえてここでは説明しません。
リプライセルについておさえておくべきは
- ビタミンCが油に包まれているために腸まで届きやすい
- 一回分に含まれるビタミンCはわずか1,000mg
ということです。
2.使ってみてどうか
結論から申し上げると、
オメガ3脂肪酸やマグネシウムの万能性と比べるとその効果は期待はずれ、よってリプライセルは不要!
という結果になりました。
少し細かく見ていきます。
2-1.疲労回復?
疲労回復しません。
このリプライセルで疲労回復するならば、ビタミンCの抗酸化作用で体内の炎症が減ったということでしょうけども、この程度のビタミンC量が疲労回復に効いたとするならば普段の栄養状態がよほど悪かったとも考えられます。
2-2.美白?
多少白くなりました。
ただし、美白効果ならハイチオールCで有名となった成分「L-システイン」の前駆体(体内でL-システインに変化する)である「N-アセチルシステイン」のほうが圧倒的に効くようです。
少なくとも僕には。
圧倒的に安価ですし、二日酔いに効くのも魅力です。
2-3.毛穴?
多少引き締まりました。
ただし、これは一般的にビタミンCが肌の再生を助ける[1]ためであり、リプライセルに限った話ではありません。
こちらの安価な粉末アスコルビン酸(ビタミンCの別名)で同じ効果が得られます。
粉末の場合、ビタミンCは体内にとどまる時間が短いので、3時間おきくらいにとる必要はあります。
3.リプライセルの使いどころ
ビタミンCの血中濃度を高く保つ
リプライセルの良いところは、通常のビタミンCサプリメントより長くビタミンCの血中濃度を高く保てるというところ。
すなわち、こまめにとりなおす必要がないところでしょう。
朝起きて一回、夜寝る直前に一回、といった使い方でビタミンCをとり続けられることを意味します。
価格をどう見るか
リプライセルを選ぶ価値、それは30回分で3,000円をゆうに超えるそのコストを支払う意義を見いだせるかどうかがポイントとなりそうですね。
粉末アスコルビン酸であれば一月分が600円程度で済みますからね。
とるタイミングがむずかしい
リプライセルのもう一つの注意点としては「とるタイミング」が挙げられます。
リプライセルは空腹時に飲むことが大原則で、それ以外のタイミングでとってしまうと効果が激減します。
食事の量や食事の内容によっても当然変わってくるものですが、僕の経験するかぎりでは困ったことに食後2時間程度ではリプライセルは効いてくれません。
食事から最低3時間は時間を開けてリプライセルをとる必要があります。
となるとリプライセルをとるチャンスは、20時に夕食をとったとして23時、それにくわえて起床直後です。
起床直後というのもなかなかの困りもので、リプライセルをとったあとは最低15分飲食ができません。
時間の限られる忙しい朝に15分飲食するなというのもちょっと厳しい(もう一回言いますが最低15分ですからね)。
リプライセルはこまめにとりなおす必要がないのが売りですが、その代わりとるタイミングには気を使わないといけません。
そんなこんなで結局、リプライセルぜんぜん使い勝手よくないのでは?っていうのが率直な感想ですね。
美白・抗酸化作用を求めるなら断然NACことN-アセチルシステイン
前述しましたが美白効果ならN-アセチルシステインです。
おまけにN-アセチルシステインはグルタチオンの前駆体なので抗酸化作用も期待できます[2][3]。
これに粉末のアスコルビン酸を組み合わせればリプライセルより安価ながら大きな美容効果が得られるというのが個人的な感想です。
ちなみに肌が白くなるということは紫外線から肌を守る力が弱くなるということなので、日光にはより注意が必要ですぞ。
さとすきー
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