生きる屍の日本人が知っておくべき「働くために生きる」と「生きるために働く」の違い

「Work to Live」生きるために働く

「Live to Work」働くために生きる

この2つ表現を聞いたことはあるでしょうか。

似ているようでまったく異なるこの2つの方向性。私たちはどちらの方向を目指しましょうか。

ふとフランス人の同僚が口にした言葉

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今はひどく傾いた日系製造会社で若手として働いていた時のこと。

ある海外の支社にいるフランス人の同僚が日本に出張に来ました。東京から2時間ほどの場所にある地方都市の開発拠点で、一通りミーティングを行ったあと、他の同僚含め6名程度で食事をすることにしました。

行ったのはまあ普通の居酒屋だったと思います。ビールで乾杯して、料理もある程度食べて、お腹も落ち着いてきたところで、その場にはいなかった私の上司の話になりました。

夜遅くまでオフィスにいることで有名なその上司は、ヨーロッパの帰宅時間近くに日本から電話をかけてくることでも知られていました。日本とヨーロッパの時差は8時間くらいありますけどね。

「日本は程度の差こそあれ、みんなそんな感じだよ」と他の日本人の同僚が言うと、フランス人の同僚はこう言いました。

「日本人はみんなLive to Work(働くために生きる)だよな。ヨーロッパはWork to Live(生きるために働く)だけどな。ハハハハ。」

フランス人
ハハハハ

ハハハハじゃねーよ!

働くために生きる

「Live to Work」とは上手い表現だなと思いました。私から見ても周りの日本人は本当にそうだなと思いました。なんのために生きているのかよく分からないけれど、とにかく目の前にあるのは仕事。仕事に時間を、そして人生を埋め尽くされている。

だから、とにかく起きたら仕事に行く。いつしかなんのために生きているのかも分からなくなるけど、そもそもそんなこと疑問にも持たなくなる。そうして気付けば年老いてしまった自分がいる。

気付いたら年取ってたなんてヤダー!

生きるために働く

そう気付いた私は危機感を覚え、「生きるために働く」方向へと舵を切りなおしました。仕事を仕事と割り切り、生きる目的をより真剣に考えるようになりました。

そして時は流れ(会社は変わりましたが)、私も中堅社員になっていました。妻一人、息子一人の家族もでき、人生の主導権を握ったつもりでいました。しかし、どうもスッキリしない日々が続いていました。

仕事と生きること(仕事以外)を切り離して考えると、どうしてもその2つでコンフリクトが生まれてしまうんです。まさに、あちらを立てればこちらが立たず、という状況。

再び働くために生きる

めぐりめぐって、結局は働くために生きることが、最も尊いのではないか、という考えに至りました。尊いという表現に語弊があるかもしれません。つまりはこういうことです。

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「働くために生きる」には2つの異なるステージがあって、以前私が居たのは最初のステージ(働くために生きる1)。ここでの「働く」には、自分の意思はなく働いている状態。

「働くために生きる」の2つ目のステージ(働くために生きる2)は、自分の意志で働いていて、「生きる」ことと「働く」ことが同義になっています。

働くことと生きることを分離させるのではなくて、働くことそのものを生きることにすれば、この2つでコンフリクトが生まれることはなくなるでしょう。

こういう考えから、私は再び「働くために生きる」状態を目指しています。

さまざまな価値観

もちろん様々な価値観がありますので、「生きるために働く」ことも否定できませんし、なにに満足感を感じるかも人それぞれです。

ただ、私の場合は「働くために生きる」ことを違った視点から見れるようになったことで、気持ちがすっきりしたのは事実です。

うまく整理できてないし、うまくまとまってもいませんが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

フランス人
やっぱり生きるために働くんだよ

まあそれもアリだよね

さとすきー

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