格安SIMが万人向けでない8つの理由

そろそろ次は格安SIM?

SIMフリーのスマホも増えてきて、あなたも格安SIMを使ってみたいと考えているかもしれません。僕は去年SIMフリーデビューしましたが、その内容や性質を考えると万人におすすめできるものではなかったのでした。

格安SIMが万人向けでない8つの理由

1.キャリアメールが使えない

キャリアメールとはドコモ、AU、ソフトバンクが提供するメールアドレスを使ったメールサービスのこと。メールアドレスの@マーク以降にキャリアの名前が入ってる。例えば↓のような。

  • docomo.ne.jp(ドコモの場合)
  • softbank.ne.jp(ソフトバンクの場合)
  • ezweb.ne.jp(AUの場合)

これらメールアドレスはそれぞれのキャリアが提供してるので、格安SIMに移行したら使えなくなるんです。あなたがGmailやLINEをメインに連絡を取っているなら何の問題もないんですが、僕の母のようにキャリアメールが唯一の連絡手段、なんてケースなら格安SIMはやめておきましょう。

2.仕組みの理解が大変

けっこうSIMの仕組みって理解が大変。そもそもSIMカードというのは「Subscriber Identity Module Card」のことで、契約者を識別するためのIDカードの役割を果たしてます。これを携帯電話などに挿入することで使用者を識別して、番号を通知したり通信料を計ったりしてるわけです。

これまでドコモ、AU、ソフトバンクなどのキャリア(MNO=モバイルネットワークオペレーター=回線を保有しているキャリア)としか契約してなかったら、携帯電話とSIMカードがそもそも別体である必要性を感じないですよね。携帯電話には一つの電話番号が付いてくるだけですから。

それもそのはず、2015年までは一つの携帯電話と一つのSIMカードは関係が固定されていて、ある携帯電話に別の携帯電話からSIMカードを外してきて挿入しても使えなかった。2015年からSIMロックの解除ができるようになり、SIMカードと携帯電話が1:1の関係から解放されたわけです。

もうこの辺で挫折していまいそうになりますよ。無理に理解して格安SIMを選ぶ必要もないとも感じます。人生にはただでさえ考えないといけないことがたくさんありますからね。

3.導入が面倒

仕組みが理解できたとしても、実際に格安SIMを導入をするのは正直面倒。ざっと大きく分けて以下の3つをこなさねばなりません。

  • SIMフリー携帯電話の用意
  • これまでのキャリアとの契約解除(MNP予約)
  • 格安SIMの準備(新しいキャリアとの契約開始)

僕も初めて格安SIMを導入するとき、これらをどの順番で進めればいいのかさっぱり見当がつかず、挫折しそうになった記憶があります。手元にある携帯電話のロック解除をして使用するケースもあるので、余計複雑ですね。

SIMフリーの携帯電話を新たに購入する前提だと、以下の順番でいいと思います。

  1. SIMフリー携帯電話の用意
  2. これまでのキャリアとの契約解除(MNP予約)
  3. 格安SIMの準備(新しいキャリアとの契約開始)

まずは好きな携帯電話を選ぶところから始める。携帯電話が決まったら、これまでのキャリアとの契約を解除。その際に番号を持ち出すMNP予約を行う。MNP予約時に受け取る番号を使って格安SIMのキャリアと契約へ。

4.意外と初期費用がかかる

安くなることばかりに目が行きがちな格安SIMですが、導入時には意外とお金がかかります。まず新しい格安SIMのキャリアとの契約で3,000円くらい。番号持ち出しのためのMNP手数料がこれまた3,000円くらい。元のキャリアとの契約が残っている場合、違約金が10,000円程度。さらには使っていた携帯電話端末の購入代金の支払いが済んでいない場合は、その購入代金の一括清算。

といった具合に結構お金がかかります。特に端末の購入代金は一括清算するとなると、なかなかしびれるものがあります。なぜならこれまでのキャリアと月々の通信契約をすることで端末の購入代金が割引されていたから。いざ割引なしの一括清算ってなったらしびれる額になるわけです。使用中のキャリアから離れさせないための罠とも言えます。

そうならないためには2年間の契約満了のタイミングを狙うといいですよ。

5.電話料金が高い

これ意外と知られていないですが、格安SIMにすると電話料金が高くなります。なぜなら格安SIMのキャリアはドコモなどにお金を払って回線を利用させてもらっている立場なので、本家よりは電話料金が高くなるんです。

抜け道もあって格安SIMのキャリアが定額プランを用意していたり、アプリを使って通話料を半額にしたりすることができます。freetelの「通話料いきなり半額」や楽天の「楽天でんわ」です。

6.サポートが充実していない

格安SIMのキャリアは基本的に実店舗を持たないので、なにか問題が起きた時に面と向かって話せる相手がいないのも一つ辛いところ。やりとりは電話かメールになるので、状況をうまく伝えられないときには少々じれったく感じます。

また契約内容の変更・確認なども基本的にブラウザ上で行うので

「いまの契約内容ってなんだっけ?」

「契約はいつまでだっけ?」

「そもそも契約してたキャリアどこだっけ!?」

といったときにどこにアクセスすればいいのかと途方にくれたりします(実話)。

7.通信速度が遅い

これも5つ目のポイントと同様に、格安SIMのキャリアがドコモなどのキャリアから回線を借りていることから起こる問題です。ドコモなど回線を保有しているキャリアは当然ながら自分のお客さんのスピードを優先します。また、格安SIMのキャリアが借りている回線の容量に対し利用者が多すぎるのも通信速度が遅い原因。

これはお昼や夜の回線が混雑する時間帯に顕著に感じます。人があまりいない場所にいればいいのですが、もろに人が多い駅や飲食店にいた場合は、読み込みの遅いブラウザに「もうっ!」ってなるかも?

8.LINEのID検索ができない

これはLINDEでID検索するときに年齢認証があるからです。例えばドコモ回線を利用している格安SIMキャリアの場合、LINEモバイルを除いては年齢認証ができません。QRコードやふるふるといった登録方法もあるので致命傷ではないですけどね。

まとめ

格安SIMを利用すればその名の通り格安に携帯電話を利用することができます。ただし、そのためにはある程度SIMの仕組みを覚えたり、格安スマホの情報収集をしたり、手続きが面倒だったり、といったことが出てきます。

そう考えるとサポートが充実したドコモなどのキャリアに全部おまかせっていうのも悪くない選択肢じゃないでしょーか。

さとすきー

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