もうamazonで失敗しない!自作自演系カスタマーレビューの7パターン

ライフハック

「amazonで毎日お買い物」は当たり前の時代になっています。
amazonショッピングで参考とするのは商品説明より「★の数」と「カスタマーレビュー」ではないでしょうか。
評価の高い商品はやはり安心感が違います。
言い換えれば★の数とカスタマーレビューが売れ行きを左右しているといっても過言ではありません。

カスタマーレビューの重要性の高まりとともに、消費者をだまして購入させようとする悪質なカスタマーレビューも多く見られるようになってきました。
販売者が購入者をよそおって投稿していることもありますし、販売者から商品の提供や金銭での報酬を受けた「プロレビューワー」が極めて質の低い商品を絶賛していることもあります。

この記事ではそんな危険なカスタマーレビューを見分ける方法を伝授したいと思います。

 

もうamazonで失敗しない!自作自演系カスタマーレビューの7パターン

1.該当する1商品しかレビューしていないレビューワーによるレビュー

5つ星のレビューが不自然に多いとき、レビューワーのプロフィールをクリックしてみます。するとそのレビューワーは該当商品しかレビューをしていないことがあります。

こういったレビューワーが特定のの商品に多く存在するのはいかにも不自然で、該当商品を高く評価するためだけに取得されたamazonアカウントであることが推測されます。

 

2.過去のレビューがすべて5つ星のレビューワーによるレビュー

レビューをすることで販売者からなんらかのメリットを受け取っている「プロレビューワー」である可能性が高いです。
プロレビューワーは商品を持ち上げ購入意欲を高めることの天才ですが、往々にしてすべてのレビューに5つ星をつけているところに怪しさがあります。

 

3.なぜか類似品ばかりを購入しているレビューワーによるレビュー

普通に考えるとごく短期間に類似商品(たとえばスポーツウォッチ)を5つ購入するなんてことは不自然です。
なかにはコレクター的な購入者もいると思いますが、コレクター向きの商品であるかどうかはなんとなく想像ことでしょう。
やはりここでもプロレビューワーの香りが漂います。

 

4.やたらと画像や動画が含まれているレビュー

商品を検討者している側からすると、実際の商品の画像や動画はとても助かるのですが、こういったレビューワーの動機はなんなのか考えてみてください。

一般的な購入者であれば非常識的な時間をかけてまで商品の画像や動画を用意しません。
ここまでするのは本気で商品を売りにかかっているためで、販売者からなんらかの報酬を得ている、もしくはレビューで収入が得られる立場であることが考えられます。

 

5.商品をほめちぎったうえに販売者に感謝しているレビュー

販売者への感謝の気持ちを表すことは良いことですが、日本ではあまり一般的ではありません。
一方、海外のamazonなど、その他の言語ではよく見られる光景です。

すなわち他言語を母国語とする方が、思い入れのない商品に安易に高評価を与えようとすると、こういった表現が生まれると考えられます。

 

6.日本語の使い方や句読点がおかしいレビュー

日本語の誤りが即あやしさにつながるわけではありません。
ただし、一つの商品に対してあまりに多くの誤った日本語のレビューが「納得できる理由なし」に5つ星を与えている場合は、特定の商品に対する評価操作を疑ってもいいでしょう。

 

7.商品提供を受けたレビュー

Amazon公認のVineメンバーもこれにあたります。
販売者から商品提供を受けた方によるレビューが必ずしも悪いわけではありませんが、商品提供を受けている以上、そのレビューワーは心情的にネガティブなレビューはできないはずです。
ネガティブなレビューをすれば次の商品提供の機会はないでしょうから。

すなわち、商品提供を受けてのレビューは星を3つくらい引いて考える、もしくはまったくあてにしないべきですし、商品のネガティブな側面に触れていないことを覚悟しておくべきでしょう。

また商品提供をおこなう販売者はレビューを重視するという消費者心理をよく理解した「スマートで手強い販売者」であることが多く、販売している商品の価値と高い評価が本当にマッチしているか念入りにチェックしたほうがいいでしょう。

 

<番外編>評価が高すぎる商品のレビュー

amazonに出品されている商品のなかには、とてつもなく評価の高い商品があります。
これらはまず疑ってかかるべきだと思います。
なぜなら統計学上100人のうち80人を満足させることができたなら、極めて優れた商品と考えることができるからです。

参考:パソコンの満足度推移

 

まとめ

「自作自演系カスタマーレビューの7パターン」はいかがだったでしょうか。

販売者の売り文句ではなく、信頼できる「リアルな消費者の意見」として広まってきたはずのカスタマーレビュー。
このカスタマーレビューが販売者による印象操作に侵されつつあります。
僕たち消費者は誤った情報に惑わされないように、正しい情報と誤った情報を見分けていく必要がありそうですね。

今回使用した画像はそれぞれのパターンの雰囲気を感じとっていただくために用意したものであり、特定のレビューの誤りを指摘するものではありません。

商品と価格の整合性がとれてさえいれば、僕はどこの国の商品でも購入してきました。
そのなかであきらかに評価と異なる商品を購入した経緯から、やはり怪しげな商品、怪しげなレビューを見抜くためのパターンが必要だと痛感したため、この記事にまとめてみました。

 

さとすきー

コメント

  1. ノンアルコール より:

    4は納得いかない。『この場合は言葉だけで説明するより写真があった方が解り易いだろう』と思えば、手間をかけ、丁寧に伝える事もある。少なくとも、私はこれまで何度か画像を使っている。文字だけより役に立つと思っているし、こういう事ができるのもネットの強みと思っている。

    >一般的な購入者であれば非常識的な時間をかけてまで商品の画像や動画を用意しません

    これだと、「多くの人はどうか」という話が「レビューの信憑性」にすり替わっていて、多数派でない物は疑わしいという論理になってしまっている。しかし多くの人がどうかは関係ない。(そもそも普通に考えて、文字だけのレビューが多いのは当たり前の事)

    誰かの役に立つだろうと思い、少しの時間と手間をかける人もいる。そんな事はあり得ないと思うのだろうか。

    公平な目で見れば、知らない人のレビューの画像に助けられたという経験を一度でもした人がそれを返したとしても、何ら不思議はないのでは? いや、むしろこれでイコール。全くおかしくない。逆に、返さないなら「もらいっぱなし」とも言える。客観的に見ればそうなる。

    少なくとも、画像を付ける事がよりレビューとしての信頼性を落とす、怪しいという論理はあり得ない。サクラなど、画像の有無とは無関係にいくらでも存在するわけで、画像付きだから疑わしいというのは、あまりに偏見が過ぎる。