勉強や仕事で机に向かったのはいいけれど、なかなか手がつかなかったり、すぐに集中力が切れてしまったりという経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
今日はそういった「集中力がもう少し欲しい!」ときに、すぐ役立つ方法を3つ、ご紹介してみたいと思います。受験生、ブロガー、そしてビジネスマンの方まで。
誰でも簡単に集中力がアップする方法3選
1.バイノーラルビートを聴く
バイノーラルビートとは左右で異なる周波数の音を聞くことによって脳波をコントロールすることができるもの。
コントロールというと少し怖いイメージがありますが、催眠術の様になにかに操られるわけではなく、あくまで脳の活動状態を自然に誘導してあげるイメージでしょうか。
デルタ波:0.5~3Hz(睡眠状態)
シータ波:3~8Hz(浅い睡眠や瞑想状態)
アルファ波:8~12Hz(リラックス状態)
ベータ波:12~38Hz(緊張・不安状態)
ガンマ脳波:38~42Hz以上(現在研究中)出典:brainworks
各脳波にそれぞれ特徴があり、どれかが絶対的に良いといったものではありません。
一般的には勉強やクリエイティブな作業にはアルファ波、瞑想や脳の休息にはシータ波が適していると言われています。
個人的には、作業をする際はアルファ波を好んで使っています。
実際にバイノーラルビートを聴き始めると、ざわついた心がスーッと穏やかになっていき、気付けば作業に集中しています。
高品質バイノーラルビートが聴ける超優秀サイト
右側にある「Presets」から好きな周波数を選び様々なバイノーラルビートを楽しむことができます。
ちなみにノートパソコンなどのスピーカーではバイノーラルビートの周波数の音が再現できないことが多いので、イヤホン、またはヘッドホンが推奨です。
ちなみにこのサイトはグローバルメニューから「Online Noises」を選べば、バイノーラルビート以外にも雨などの環境音からカフェなどの雑音まで、作業がはかどる本当に様々な音が用意されています。
すべて無料です(訂正:一部のコンテンツは募金した方のみの限定コンテンツでしたm(__)m)。
極めつけはこれ。
画面を複数立ち上げればバイノーラルビートと環境音を組み合わせることができます。
僕のお気に入りはバイノーラルビートとケーブウォーター(洞窟の水の流れ)の組み合わせ。
YouTubeであれば以下がおすすめです。
2.テアニン&カフェインのスタックを飲む
コーヒーや紅茶でカフェインを摂ると頭がスッキリするというのは定番ですが、テアニンを組み合わせるとカフェインの効果が上がることは、あまり知られていないと思います。
ちなみにテアニンはお茶の旨味成分であるアミノ酸の一種であり、非常に安全です。
過去に行われた調査では27人の被験者に対し、
- カフェインのみ
- カフェイン+テアニン
の二つのパターンで、60分後・90分後に特定作業のスピードと正確性を測るテストを行ったところ、カフェイン+テアニンの方が有意に優れた結果が出ています。(参考1)(参考2)
カフェイン単体で発生する頭痛も、テアニンと同時摂取することによって軽減されると報告されているのも、好ましい点です。(参考3)
3.バックジョイで姿勢をサポートする
先日別の記事でもご紹介したバックジョイ。これも集中力の維持に一役買ってくれています。
バックジョイは座っているときの正しい姿勢をサポートしてくれるものですが、姿勢の正しさと前向きな心の関連性は、最近になって初めて証明されつつあります。(参考4)
血流が良くなって、呼吸が深くなることも少なからず関係しているのでしょうね。
まとめ
誰でも簡単に集中力がアップする方法。どれも特別な技術は必要なく、ただ実行するだけのものなので、怠け者の私にはピッタリ・・・。
ピンときたものがありましたら、ぜひ試してみてくださいね。
さとすきー
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