ノートパソコン選びの3つのポイント

ノートパソコン

ここ1か月ほど次のノートパソコンを決められず悩みに悩んでおります。そもそも購入検討の理由は、いま持っているノートパソコンhp pavilion dv7が8年選手となり、不意に固まったり、スリープモードから復帰しなくなってきたことが1つ。

 

もう1つの理由は、仕事に遊びに気軽に持ち歩けるノートパソコンが欲しくなったから。まあもっと率直に言えば、スタバに颯爽とノートパソコンを持って登場したかったわけです(笑)

 

パソコンの進化は日進月歩、8年前のパソコンと比較するなら何を選んでも満足できそうな気はしますけど、いま市場にある選択肢の中で、自分に一番適したものを選びたくなるのはもう本能としかいいようがないですね。

では、何を基準に決めたらいいのか。

今回の僕のケースだと、持ち運びができて、仕事(後述)ができる性能があることが最低限のライン。その上で、下記の3つのポイントを考慮して選ぶとすっきりしたのです。ちなみに予算は15万円以下で性能などとのバランスが取れていれば良いので、この中には含んでないです。

  1. 性能
  2. 重さ
  3. 持つ喜び

まず1つ目。性能は、なにができなければいいのかを考えて決める。これは僕の場合、表計算が出来て、文書作成ができて、画像編集ができて、ネットができればいい。すごくありきたりだ。おまけでたまにゲームなんかできたらいいという雑念はあるが、このせいで必要となる性能が大きく左右されるので、心の隅に追いやることにする。

 

表計算、文書作成、そしてネットは今の時代のパソコンであれば正直どれでもできる。じゃあ残りの画像編集ができれば必要とする性能が満たされるってこと。そのためにはCPUはPentium i5以上、メモリが8GB以上、グラフィックボードはとりあえず不問といったところが専門家のコンセンサスのようだ。これらの条件に加えて、撮影した画像の輪郭と色を正しく表現できるディスプレイが必要だ。

 

輪郭の表現にはディスプレイが持つ解像度を参考にする。解像度は画面がどれだけ細かいドットから構成されているかを表していて、画素数という縦×横の数値でも表現される。たとえば1920×1080という風に。今回はFHDと呼ばれるフルハイビジョン以上の解像度であれば問題ない。大型テレビはフルハイビジョンのものが多いが、大型テレビよりずいぶんと小さいノートパソコンに同じだけの画素数が収められているのだから、ノートパソコンでのフルハイビジョンは細部まで細かく表示できて当然といえる。

 

一方、色が正しく表現できるかどうかは、色域という尺度を参考にする。具体的には、sRGBやNTSCと呼ばれる規格に対してのカバー率を見る。このカバー率が上がると優秀なディスプレイになる。画像編集を行いたいならひとまず、sRGBを90%、NTSCを70%カバーしていれば良い色域を持つと判断できそうだ。どのノートパソコンがどれくらいのカバー率を持つのか、これは日本のサイトではなかなか情報が得られない。しかし英語でノートパソコン名とgamutをキーワードに検索すれば、海外のサイトで個々のノートパソコンについての色域性能を公開する情報が得られるので、お試しあれ。

 

次、重さだ。持ち歩きにどのくらいの重さまでがが適しているのか。これは個人による。いま持っている8年前の17インチノートパソコンを例に考えてみると、これを持ち歩くのはとても無理だ。3kgもある。もうなんというか、見た目的にも大きな筐体が運ぶ気をなくす。運べても室内が限界だ。

 

じゃあ一般的にはどのくらいの重さまでがいいのか。これは1.5kgくらいまでが巷では許容範囲とされている。1.5kgだと画面サイズは必然的に13インチ程度までになる。いい感じに選択肢が絞られてくる。

 

最後、持つ喜び。これまでは量的な切り口で語ってきた。つまり数値で表せるところだ。持つ喜びは数値で表せない。これはブランドであったり、質感であったり、カラーを含む見た目であったり、所有欲を満たす部分だ。

 

人によってはマックしか候補にならないかもしれないし、日本製ならOKとなるかもしれない。筐体の素材がアルミが希望かもしれないし、どうしてもカラーがブルーでないといけないかもしれない。僕は今回このポイントに関しての優先度は低い。よって何でもいい。

 

結果、3つのポイントを考慮して、僕が選んだのはDellのInspiron 13 7000 Seriesだ。10万円を切る価格設定にもかかわらず、CPUはi5、メモリは8GBとなかなかのスペックを持つ。ディスプレイもFHDだ。このモデルは受注生産で本日7月26日現在も到着を待っている状況。

 

さとすきー

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