テニスと手首
インターネットやテニス雑誌でテニスの手首の使い方について調べていると、両極端なアドバイスが出てきます。
「手首は固定しないと安定しない」という意見と
「現代テニスでは手首は動かしたほうがスピードが出る」という意見。
片方は安定性を求めていて、もう一方はパワーを求めているので、どちらも正しい。
でも手首の使い方で悩んでいるからこそ、外部の情報にヒントを求めているのです。どちらの意見も合っているとなると、「自分はどうしたらいいの」ってなってしまいますね。
手首は固定でOK!
そこでもう回答です。手首は原則的に固定です。
ちなみに手首の固定とは背屈をキープしたまま、意図的な掌屈の動作を行わないことを意味しています。手首を固定していても、十分なパワーが出ますし、なによりも安定感が増します。
もし手首を使わないと球威が出ないとしたら、それは体が上手く使えていない証拠かもしれません。
出典: tennis warehouse
打点はどうなる?
手首を背屈して固定した場合、打点はどうなるでしょうか。画像を見て理解できるように、打点は前になります。
テニスのアドバイスでよくある「打点をもっと前に」というのは、手首の背屈と固定があってこそ実現する状況ですね。
ということで、手首をばっちり固定して練習にはげみましょう。
なぜテニスは練習しても上手くならないのか ―ジョコビッチや錦織圭は知っている
さとすき
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