30代後半ともなると毎日疲れます。へとへとです。
満員電車、長時間労働、わかってない上司、意味のない会議、そんな日々を生き延びるので精一杯。
休日はあるけれど、なにもする気が起きずだらだらとひたすら体力の回復(というかむしろ温存?)につとめる。
まあ年齢的には体力・気力は下り坂、年々その勾配がきつくなってくるころではあるのですが、まあそれを黙って受け入れるのもおもしろくないわけです。
ということでなんとかしようと身近なところではコーヒー、栄養ドリンクに頼ったり、健康志向の方だったら野菜ジュース、スムージー、糖質制限、マクロビなどを試してみたり、よく効くという噂のマルチビタミンや強壮剤に期待してみたりするのです。
でもどうでしょう。結果としてそんな劇的な変化は訪れておらず、日々をサバイブしながらなんとかならないものかと心の片隅で再び輝ける日々を想像している。
まあはっきり言ってしまえば老化とはそういうもので、そんな自分と折り合いをつけながら生きていくというのが人生なんでしょう。
という身も蓋もないことを言っておきながらも、日々もがき続ける自分自身が見つけた栄養素を今日は紹介したいと思います。それがカルノシン。
世の中に栄養素は数あれど、カルノシンとはあまり聞き慣れない単語かもしれません。
カルノシンはイミダゾールジペプチド
カルノシン(carnosine)は、β-アラニンとヒスチジンから成るジペプチドである。
ウィキペディア
カルノシンとはまあ要は巷でイミダゾールペプチドとか呼ばれているものです。それがどのようなものなのかはネット上にあふれているのであえて触れませんが、鳥が長時間飛び続けられるのはこのイミダゾールジペプチドが関係していると昨今考えられているようで、それが人間にも好影響を及ぼすという研究結果からにわかに注目がなされている、というわけです。
イミダゾールジペプチドは高すぎるので
このイミダゾールジペプチド、日本製品は例のごとくかなりの高価格で売られています。比較的廉価に価格設定を行っていると思われるDHCのイミダゾールジペプチド[1]ですらこの価格。
ということで海外産のサプリマニアである僕はドクターズベスト社[2]とジャローフォーミュラ社[3]のカルノシンをそれぞれ試してみたのです。
DHCのイミダゾールジペプチドが1,800mg/回の30回分、ドクターズベストとジャローフォーミュラはいずれも2,000mg/回の45回分なので、一回分の容量も多く回数的にもお得ということになります。
カルノシンに体感はあるか
結論から言うとありました。ドクターズベストのカルノシンを一日4,000mg(朝晩それぞれ2,000mg)から始め、途中ジャローフォーミュラをはさみいままたドクターズベストを一日3,000mgで摂っています。
効果のほどとしては劇的に朝からしゃきっとしているとか、20代の頃のように寝不足でも元気とかそんな夢みたいな話はありません。ただ後述しますが精神的な作用もあるようで、しばらく放置していたこのブログに記事を書く余裕ができるくらいには体力が底上げされた感があります。
これは以前ベータアラニンというカルノシンからの前駆体を摂っていたときには感じなかった変化です。どうやらベータアラニン(+ヒスチジン)からカルノシンへの変換率は決して高くないようです。
カルノシンはなぜ効くのか
こちらのカルノシンに関するYoutube動画[4]が参考になるかもしれません。要点としてはこのカルノシン、タンパク質の糖化を妨げることで老化を防いでいるということです。Google Scholarで調べてみても[5]、多くはカルノシンの脳の酸化を防ぐ作用に関する論文が多く、極論すると酸化=老化ですからこの作用においてカルノシンは一つの重要な研究対象といえるでしょう。
カルノシンに関する研究や、使い続けることでの経験などはまた今後の記事で触れてみたいと思います。
さとすきー
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