今日は思考力を120%(当社比)パワーアップさせてしまう「頭脳系サプリ」の個人的ベスト5をご紹介してみたいと思います。
受験・資格取得に向けての勉強と試験、クライアントへのプレゼンテーション、ホールでの講演など、いつもにも増して頭の回転が求められる機会ってあるかと思います。
そんなとき、覚えてきた内容をスラスラ思い出せたり、伝えるべきストーリー・キーワード・数字をよどみなく口にできたり、質疑応答に軽やかに回答することができれば、この上ない自信となるのではないでしょうか。
ここでご紹介するサプリは、僕自身が実際に使用してきたもので、大切な人生のイベントをサポートしてくれる頼もしい存在になっています。それぞれに特徴があるので、こんなサプリもあるんだなーくらいに見ていただけると幸いでございます。
余談ですが、世界のトップ大学の大学生20%がすでに頭脳系サプリを使ってると、ハーバードビジネスレビューの記事でも紹介されてます。
リンク ハーバードビジネスレビュー
ハーバードの学生も愛用する「頭脳系サプリ」ランキング!
No.1:テアニン
体感度:★★★★★
特徴:カフェインとの相乗効果で集中&リラックス
個人的No.1は、知ってる人は知ってる定番サプリメント「テアニン」です。もしかするとテアニンという単語、どこかで聞いたことあるかも知れません。テアニンはペットボトルのお茶にも含まれる身近な成分で、語源は「ティー」。主に以下の効果があります。
- 集中力向上
- リラックス
- カフェインによる焦燥感を打ち消す
僕がこのテアニンを思考力アップサプリのNo.1と考えるのには理由があります。それは
テアニンは集中力向上とリラックス効果を同時に持ち合わせているだけでなく、僕たちが毎日のように口にするカフェインとの相性が抜群だからです。
俗にいうカフェインとテアニンのスタックです。
コーヒー・紅茶に含まれるカフェインは、ご存知の通りやる気と集中力を高める効果がありますが、摂りすぎると神経が過敏になったり、落ち着かなくなった経験はないでしょうか?
僕はもっともっと集中したいという一心で、ついコーヒーを飲みすぎてしまい、逆効果になってしまうことがありました。
テアニンはそういったカフェインの副作用を緩和して、カフェイン+テアニンで集中力の相乗効果をもたらすことができてしまいます。この効果はとっても顕著で、2時間くらい周りのことを忘れて作業に没頭できるくらい、誰もが実感できるレベルだと思います。
英語ですが、テアニンとカフェインの相乗効果について説明している動画です↓
テアニンはアミノ酸の一種なので、他のアミノ酸同様に空腹時の摂取が基本です。食事と一緒に摂ってしまうと、体内で起こっている他の食べものの吸収プロセスと重なってしまい、テアニンの効果が感じられなくなってしまいます。
テアニンはお茶の成分とはいえ、お茶に含まれるのはごく少量。玉露や抹茶などでもない限り、充分な量を摂ることは難しいため、効果を感じるためには必然的にサプリメントで摂ることが必要となると思います。
副作用もないといっていいレベルなので、毎日安心して使用してます。海外での評判もすこぶる高いですね。
参考記事:Drugs.com (レビュー)
参考記事:US National Library of Medicine National Institutes of Health
No.2:アルファGPC
体感:★★★★☆
特徴:考えが前に進む
No.2は神経伝達物質「アセチルコリン」のもとになるアルファGPC。コリンの一種。NHKのあさイチで紹介されたこともありますが、まだ認知度は低いと思います。
実は母乳にも含まれる成分でもあり、こんな効果があります。
- 脳の曇り(ブレインフォグ)を取る
- 成長ホルモンの分泌を促す
このアルファGPCは、思考が転がっていかないときに効果があります。感覚的なものですが、僕はときどき、考えても考えても同じところをグルグルと回り、思考が前に進んでいかないときがあります。想起力の低下と言ったらいいでしょうか。
そういった思考の停滞時にアルファGPCを飲むと、考えが前に進むように感じています。
アルファGPCは神経伝達物質であるアセチルコリンのもと。アルファGPCの他にも神経伝達物質のもとになる栄養素(コリン系の物質、レシチンとかDMAEとかホスファチジルコリンとか)はあります。
ただ、血液脳関門と呼ばれる「脳の壁」を通れるのはアルファGPCだけとされていて、個人的にコリン系のサプリで効果を感じられたのはこれだけです。
ただしその他のコリン系サプリと比べて価格が高いのが難点。最近の円安でさらに価格上昇中。どうも使用を躊躇ってしまうので僕は現在使用を中止してます。
No.3:ビンポセチン
体感:★★★☆☆
特徴:思考力を全体的に底上げ
続いてはビンポセチン。アメリカやイギリスでは、思考力アップサプリの定番ということで、僕も試し始めたのがこれ。
記事冒頭でも少し触れましたが、世界のトップ大学の20%もの学生が、すでにスマートドラッグを使っているとの調査結果もあります。僕はこういったデータを見ると、じゃあ僕もってなってしまいます。
ビンポセチンは毛細血管を拡げて血流をよくすることで、記憶したり思い出したりという作業を楽にするというのがうたい文句。僕の感じ方の場合、効き方はマイルドで、思考力全体が底上げされるイメージです。
タバコを吸う人は血流が悪くなりやすいので、血流を改善するビンポセチンとの相性はいいと思います。また毛細血管にしか働かないため、低血圧の方でも使用できると言われています。(詳しくは医師にご相談ください)
No.4:チロシン
体感:★★★★☆
特徴:やる気を出す
今回紹介する他のサプリとは少し毛色が違うのがチロシン。
これ、「なんかやる気が出ない」って日に非常に効果があります。掃除とか勉強とか始めると、気持ちよく没頭できます。単純作業に向いていると思います。
チロシンは納豆などに含まれるアミノ酸の一種で、食品として安全な成分です。ただ、ドーパミン・ノルアドレナリンの原料となるせいか、ちょっとアグレッシブになるようで、普段言わないような大胆な発言をしてしまったりします。それが長所であり短所でしょうか。
プレゼンテーションやスピーチなど、勇気を出したいとき、自分を鼓舞したいときには、チロシンに頼っています。
チロシンの効果についての動画です↓
No.5:アニラセタム
体感:★★★★☆
特徴:楽観的になって、思考が明瞭になる
アニラセタムもアルファGPC同様に神経伝達物質「アセチルコリン」の生成を促して、思考力をアップさせます。アニラセタムの仲間にピラセタム(こっちが元祖)というものもあるのですが、僕は体感ができませんでした。
このアニラセタムの体感度合いはかなり高いです。思考に迷いがなくなり、てきぱきと仕事できるようになります。普段より楽観的になる感覚もあります。
このアニラセタム、本当はもっと順位を上げたかったのですが、僕にはちょっとランニングコストが高すぎます。ですので、試験など「ここぞ!」というときにだけ使っています。
ちなみに脂溶性のため、食事などの油と一緒に摂らないと吸収されません。
最後に
今日は思考力をパワーアップさせる「頭脳系サプリメント」のベスト5をご紹介してみました。どれも体感度が高いものです。
僕には、テアニンとカフェインの組み合わせが、もっとも低コスト&効果大です。こんなにもすっきり集中できる感覚は学生の時以来でした。テアニンはランニングコストも安いし、リラックスできるのでなかなか寝付けないときにも使えて便利です。
さとすきー
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